最終研修

二種免許取得とタクシー乗務員登録取得（地理試験合格時に取得）が終わると、基本的にはタクシーに乗って営業する事が可能となります。が、それはもちろん建前。広い都内の何処を流せばお客さんを乗せられるのか、判っていないと悲惨な目に遭います。

大手のタクシー会社では、数ヶ月の所得保証期間が設けられており、その間は収入が少なくとも一定額の給与を出してくれます。ま、うちの会社もそのうちの一つ。なのでしばらくは安心なのですが、いつまでも保証に頼っている訳には行きません。実力でなんとか稼がねばならない訳です。

そのために実際にタクシーと同一車両（装備もタクシーその物だが、タクシーとしては営業できない車）を使って、都内のランドマークを教えたり、接客方法を教えたりしてくれます。これを数日間行い、次のステップへ。

それは実際にタクシーに乗って営業する事。もちろん研修の一環なので、厳密には本格的な営業ではないのですが、お客さんを乗せて走る訳で、その意味ではこの時からタクシードライバーとして独り立ちしたとも言えます。

ま、メーター操作を間違えて自腹で穴埋めしたり、お客さんが降りてしまって自腹になったり・・・(T_T)
迂回走行になってしまいその分を補填したり・・・＿|￣|○

そんなこんなで無理矢理『一人前のタクシードライバー』として独り立ちする訳です。
世の中そんなに甘くはありませんｗ

てな事で、転職のあらましはこれでお終いです。以後は、まぁ独り言と言うか、愚痴と言うか、色々書いていこうと思います。