困ったナビ

今時のタクシーにはカーナビが装備されており、地図を見なくても走れたりします。
が、このカーナビが曲者で、基本的にはお客様の許可がなければ使えません。

トラブルもあるらしく、カーナビ通り進行したら「遠回りしただろ！」と文句を言われたりするそうです。

ましてやド新人な私がいきなりナビを使うなどもっての他・・・と言いつつ、結構使ってます(笑)。

道は基本的にお客様に聞きます。新人だと説明すると、ほとんどのお客様が教えてくれます。
東京のお客様は親切なんですよ。でも、たまに怒って降りちゃったりされます。こちらとしては是非勉強させてくださいと食い下がっては見るのですが、「ゴメン、本当に急いでいるんだ」と言われたら、降ろさない訳には行きませんからね。

他にも「えー、私も判らないんですよ」と言うお客様。この場合は「あ、ナビがありますよね、それで行ってください」って事になります。

で、ナビの出番。ところがこのナビがやってくれちゃうんですよ。何をどう考えればそこまで回り道を出来るのか、小一時間問い詰めたくなるようなルートを探し出してくれます。なので必ず全ルート表示でルートを確認し、別ルート検索で複数ルートをチェックします。そして最短ルートを選択する様にします。

先日、新宿の近くから、東武東上線のみずほ台の近くまで走った時、道は判っていたのですが、それでもお客様に道を聞いたところ、ナビを使ってくれと言われ、早速セット。なかなかマニアックではあっても優秀な結果が出てきたので、お客様に許可を貰ってそのルートを走り始めたんです。

ところが目白通りを谷原方向に走っていると、「道路状況が変わりました。ルートを変更します」と言い出して妙なルートを誘導し始めました。おまけに「この先渋滞してます」とか言ってるし。
時間は０時を超えており、渋滞がある訳ありません。そこでナビを無視して谷原を目指します。
谷原から笹目通りに入り、後は川越街道に入って真っ直ぐ・・・のはずが旧道へ行けと言い出すナビ。
流石にバイパスの方が早いし安いので、これも無視してバイパスへ。その後もしつこく右へ曲がれを連呼するナビ。５回くらい無視したらやっとまっすぐ行けと言う様になり、無事目的地へ。お客様がぐっすり眠っていてくれて良かったですよ。あれだけナビを無視していたら、遠回りをしていると勘違いされても無理はないですから。

当初の大泉学園を経由するルートで十分だったのに。あるいは新目白から山手通りを通って熊野町から川越街道でも良かったかなぁと。たぶん距離としてはほとんど変わらないと思いますけどね。

勝手にリルートするのは止めて欲しいもんです。

今回は知っているエリアだったので、ナビを無視して走れましたが、知らないエリアだったら大変な事になっていたところです。

営業エリアの都内より、エリア外の埼玉県の方が詳しい私も問題ですけどね(笑)。

コメント 1

ナビって結構危険なんですねー
道覚えないと怖いなー
by どら (2014-11-20 12:56)