転職理由

なんでタクシーを選んだのか。まずは前職を辞めた理由からです。

前職はプログラマ。職場によってはＳＥと名乗っていた事もあります。ただ営業力のない小さな会社だったので、どうしても他社が流してくる案件に応募すると言う形がほとんどで、高単金を要求する事から『炎上』している現場に常駐（簡単に言えば派遣）する事になります。

もちろん高い単金を得られるのですが、それは会社が潤うだけであり、ほぼ違法状態の『裁量労働制』となっている社員にとっては意味がありません。辞める直前に若干の歩合制が導入されましたが、それも固定部分を引き下げた上での物で、逆に給与自体が下がる事に。

つまり、炎上している現場で毎日夜遅く・・・場合によっては朝から朝まで、それどころか朝から次の深夜までの過酷な勤務が続いたりします。それで残業代は０円。休日もろくになし。

トドメは次の現場を探す営業まで自分でやれと会社が言い出した訳で、「アホくさ」とやる気をなくしてしまった訳です。

辞めたあとにリーマンショックだの鳩山不況だのと想定外の状況に巻き込まれながら、マッタリと就職活動。でも不況が・・・・ｗ

中途半端なキャリアと技術も嫌われた理由かも知れません。何処の現場に行っても十分な戦力になる自信はあったのですが、まぁその「ご縁がなかった」とか、「ご期待には添えかねる」とか言う話しになりまくりました。

そんな時に偶然見つけたのがタクシーの乗務員募集。免許（一種免許でも良し）さえあればＯＫと言う殺し文句。車の運転も好きだし、これだ！と思った訳です。