タクシードライバーになるために必要なもの

１．自動車運転免許
　当たり前ですが、これがないと話になりません。以下のいずれかが必要です。
　（もちろん重複可）
　・普通自動車一種（ＡＴ限定でもＯＫ）
　・中型自動車一種
　・大型自動車一種
　・普通自動車二種（ＡＴ限定でもＯＫ）
　・中型自動車二種
　・大型自動車二種
※但し一種の場合、取得後通算で３年経過している事。

２．健康
　糖尿病とかはＮＧ。結構ハードな職業なので健康は重要です。

３．やる気
　面接では重視されているようです。

４．お金
　研修中でも給与（日当）が出ますが、生活出来るほどではありません。
　家族が居る場合や、借金などがある場合は要注意。
　研修中の昼飯代等もバカになりません。
　また交通費や免許の受験費用は立て替えです。一時的には持ち出し
　になるので、ある程度の資金が必要となります。

５．おつり
　こちらもお金ですが、晴れてタクシーに乗れるようになると必要となります。
　余裕を持って用意しないと、お客さんを乗せる度に両替が必要になったりして、
　非効率的です。私は全部合計で３万円ほど用意しています。
　他におつり入れも自分で用意します。
　会社が全部用意して「はい」と言って渡してくれると思っていたのですが、
　全部自分でやります。

６．地図
　ある意味当たり前。車にはナビが搭載されていますが、最後に頼れるのは
　自分の勘と地図です。最新の地図を用意する必要があり、おまけにタクセンの
　地図は強制的に買わされます。このタクセンの地図は役に立ちませんけどね。
　同じくタクセンで売っている虎の巻は結構使えます。右折禁止などはナビでは
　判りませんよ。

７．携帯電話
　タクシーには無線が搭載されていますが、感度が悪かったり、話しが長くなる時は
　電話を使用します。もちろん営業所に連絡するケースも多々あり、携帯は必需品。
　細かい話しですが、電話代も全部自腹。

パッと思いつくのはこの位でしょうか。

研修では「道を覚えるために、自分の足で歩いてみろ」と言われたりしますが、
正直言って歩くのはお薦めしません。車で走ってみてください。
歩くのと車で走るのでは、まったく違いますから。

あと、勤める会社を選ぶ時は、慎重に選んでください。タクシーの世界では、
別の会社への移籍を嫌う風潮があります。

街の達人 コンパクトでっか字東京23区便利情報地図

• 作者:
• 出版社/メーカー: 昭文社
• 発売日: 2007/01/15
• メディア: 単行本