タクシーに道を聞くタクシー

某お役所の前で、自社の先輩にそこでのルールなどを聞いていた時の話し。

一台のあまり見掛けないタクシーが接近してきて、ドライバーが降りて近づいて
来たんですよ。何かな？　と思っていると、

「五反田へはどう行ったら良いのでしょう・・・」

と言う質問。聞けば向ヶ丘遊園の辺りから来たとの事。川崎のタクシーが霞ヶ関
に来た理由が、

「お客さんがまっすぐ行けと言うから」

だそうで。そこで完全に道に迷い、タクシーのところで立ち話をしていた私達のところで
道を尋ねたそうな。でもねぇ、すぐそこに青い行き先表示板があって、まっすぐ行けば
横浜・五反田って書いてあるのにねぇ。ナビを使えば簡単なのにねぇ。

もちろん丁寧に、「この道をまっすぐ行き、途中で右に曲がるけど、そこにも大きく
右五反田ってあるから判るよ。その後は道なりに行けば五反田だから」と一緒にいた
会社の先輩が教えてあげた訳ですが。

タクシーのドライバーは、基本的に道を良く知っており、聞かれると親切に教えて
くれます。もちろん自分にも判らなくて聞いた経験があったりするし、意地悪をする
理由もありませんからね。

川崎のドライバーじゃ霞ヶ関が判らなくても仕方がない話しです。
彼はあの後、無事に五反田まで行けたのだろうか。そして料金はどうなったのだろう。
他人事ながら、少し気になります(笑)。